「硫黄くんじょう」をする際に添加されるのが「二酸化硫黄」です。
通常、干し柿の加工工程では、柿の皮むき後に「硫黄くんじょう」を行います。「硫黄くんじょう」とは、熱で硫黄の粉を燃やしその中に柿を吊るしてくん煙することです。それにより干し柿に添加されるのが「二酸化硫黄」です。
硫黄くんじょうは、(1)干し柿の酸化を防止することにより果肉の色をきれいに仕上げる (2)制菌作用によりカビや雑菌の繁殖を抑える (3)干し柿の乾燥を促進する という目的で行われています。硫黄の使用量および二酸化硫黄の残留量は、食品衛生上問題のない量ですので、安心してお召し上がりください。