JA全農長野は4月17日(月)、京都食肉市場(株)で「第35回信州和牛枝肉共励会」を開催しました。

長野県内各地から選りすぐりの信州和牛36頭が上場され、セリ販売に先立ち行われた枝肉審査で、JA信州うえだの(有)小田切牧場の去勢牛が最優秀賞に選ばれました。この入賞牛はロース芯面積93㎠、霜降り度合いを示すBMSナンバーは最高値のNo.12で、京都食肉市場(株)が独自に定める「京都食肉市場特選牛」に認定され、さらにオレイン酸値54.8％で長野県知事が認定する「信州プレミアム牛肉」にも認定されました。

最優秀賞を受賞した(有)小田切牧場の枝肉

京都食肉市場(株)の購買者には小売店や専門店が多く、品質の良い枝肉は需要が高く、購買層も多いため、注目の集まる最優秀賞となりました。

セリでは枝肉の評価を反映し、3,802円／kgで落札され、京都市の"京都食肉販売(株)"様が購買されました。

上場された36頭中33頭が信州プレミアムぎゅうにくに認定され、入賞牛のうち5頭すべてがBMSNo.12となり、5頭のうち4頭が「京都食肉市場特選牛」に認定されるとてもレベルの高い共励会となりました。

このような共励会をとおして今後も畜産酪農課は、さらに「信州和牛」「信州プレミアム牛肉」および「信州アルプス牛」の認知度向上を図ると同時に、長野県内を中心に牛肉の消費拡大に向けた販売促進に取り組んで参ります。

入賞者一覧（敬称略）