JAみなみ信州畜産協議会、JAみなみ信州、JA全農長野は7月6日(木)、飯田市の三尋石集畜場で「第74回下伊那子山羊市場」を開催しました。
共進会では飯田下伊那地域の生産者が、この春に産まれた日本ザーネン種の子山羊17頭を出品しました。畜産技術協会や県飯田家畜保健衛生所の職員が審査員となり、体格や乳房、生殖器の形質などを審査し、長野県知事賞に豊岡村の久保田勝さんの雌子山羊が選ばれました。
表彰式後に行われたセリには、県内外から21名の購買者が参加し、1頭ずつ競り落とされました。雌17頭の平均価格は66,647円で最高価格は162,000円、雄6頭の平均価格は58,833円で最高価格は80,000円でした。全体の平均価格は64,609円で昨年より4,427円高く、出品頭数が少ないながらも活気のあるセリとなりました。
今回で74回を迎えた伝統ある「下伊那子山羊市場」は、登録証付子山羊のみを扱う全国唯一の競り市で、子山羊が離乳する7月に毎年開催しています。
第74回下伊那子山羊共進会 入賞者(敬称略)
特別優秀賞 | 優秀賞 | 優良賞 | |
雌の部 | 久保田 勝 (豊岡村) ※長野県知事賞 |
久保田 勝 (豊岡村) |
川上 健吾 (下条村) |
雄の部 | 玉川 翔 (阿南町) |
一 英明 (飯田市) |
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全農長野県本部長賞を授与する小林畜産酪農課長
セリの様子