4年ぶりの開催!!~進化を続ける農業機械~「JA農機&資材フェスタ2023」盛況

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長野県農協生産資材事業推進協議会は7月14日(金)と15日(土)の両日、長野市のエムウェーブで24回目となる「JA農機&資材フェスタを開催しました。

出展は、農業機械30社、肥料6社、農薬10社、農業資材2社、包装資材1社、住宅生活自動車関連6社、計55社に加え、後援である県による農作業安全コーナーのほか、JA全農長野の生産振興や生活関連のコーナー、JAファーム店、JAバンクやJA共済、JA農産物直売等の協力もいただき、JAグループ挙げての催しとなりました。

肥料農薬コーナー.JPG
肥料農薬コーナー

スマート農業の提案

特設ブースでのスマート農業講習コーナーでは、自動運転技術の機能紹介や機械とシステムの連携による戦略的な農業経営提案のほか、普及拡大が見込まれるドローン防除やスマートフォンで管理できる水田の水管理システムなど大型ビジョンを活用した提案を行い、一時は立ち見にお客様がでるなど、高い関心を伺うことができました。参加者からは「農業機械を見ているだけではわかりづらいシステム連携等、大変参考になりました」との声もいただきました。

スマート農業講習コーナー.JPG
スマート農業講習コーナー

会場外では「乗用モア試乗会」と「ラジコン草刈機」「オートモア」の実演会を行い、延べ200名に体感していただきました。農作業の中でも負担の大きい草刈作業については、労力軽減に向けた要望が強く、特に近年ラインナップに広がりを見せる「ラジコン草刈機」は注目を集め、多くの意見や質問を受けました。

乗用モア試乗会.JPG
乗用モア試乗会

農業機械コーナー

コスト低減に向けて「全国生産者×JA」により来春の発売が予定されている「4条刈・50PSクラス」共同購入コンバインの紹介や、JA農機担当者が現場の声から厳選した「JA長野県推奨型式」については、トラクタや管理機、草刈モア等、計10型式を一堂に展示し、多くの来場者でにぎわいました。農業機械コーナーでは、新たな機能を搭載した新製品や、稲作、畑作、果樹関連機械が会場いっぱいに並び、活発な商談が行われました。農作業安全コーナーでは、VR(バーチャルリアリティー)による事故の疑似体験を行うなど、新たな啓発を行いました。

農業機械コーナー.JPG
農業機械コーナー

共同購入トラクター.JPG
共同購入トラクタの展示

資材コーナー

土壌診断による適正施肥の取り組み、衛星からの位置情報を利用した生育マップや可変施肥技術にもつながる「ザルビオ」の体験ブース、農薬の製品紹介、各出展者の工夫を凝らしたPRを行いニーズに沿った提案を行いました。

JAグループ関連コーナー

生産振興コーナーでは、カットドレーンを使用した排水対策や簡易デモハウスを利用したピーマン栽培体系の紹介を行い、圃場への施工希望者や購入希望農家を募りました。

生産振興コーナー.JPG
生産振興コーナー

生活燃料関連コーナーでは、エーコープマーク品の試食・販売のほか、JAまごころ宅配事業等を情報発信し、新規加入につながりました。

生活コーナー.JPG
生活コーナー

農産物直売コーナーでは、JA松本ハイランド産スイカの試食販売を行い「甘くておいしい」といった声をいただきながら、終日にぎわいました。

スイカの試食販売.JPG

このほか、信州産なめたけ進呈のスタンプラリー、キッチンカーでの充実グルメ、キッズクラフトコーナーでのオリジナルグッズ作成やトイドローン体験等、家族連れで楽しめるイベントとなりました。

2日間の受付来場者5,003名(目標5,000名)、成約金額約15億円(目標15億円)と目標を達成し、成功裏に終わりました。

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