長野県ホルスタイン改良同志会(事務局/JA全農長野畜産酪農課)は11月25日(土)、「第11回令和5年度秋季長野県ブラック&ホワイトショウ」を小諸市の小諸家畜市場にて開催しました。このショウは、長野県内の代表的なホルスタイン種を展示し、その改良水準を比較検討し、今後のホルスタイン種の改良と生産者同士の交流を促進するとともに、酪農の発展に寄与することを目的に、春と秋の年2回開催しています。
今回は、長野県内外の生産者が手塩にかけて育てた33頭の乳牛が集まり、月齢ごとに第1部から10部に分けて審査が行われました。審査員には、群馬県で酪農業を営む遠坂和仁氏を迎え、出品牛の体系バランス等の審査講評をしていただきました。
審査の結果、グランドチャンピオンには、小林政幸さん(所属/浅間ブリーダーズ)のスプレンドール ファーストG アイリア クリツシー、リザーブグランドチャンピオンには、小林政幸さんのスプレンドール アプリコツト メリツクリコツタが選ばれました。
グランドチャンピオンに選ばれた小林さんのスプレンドール ファーストG アイリア クリツシー
また、第11部ジュニアリードマンの審査では、小学生から高校生が牛を引く技術を競い、中学生以下の部では新海江見美さん(南牧南小学校)、高校生以上の部では新海治美さん(とわの森三愛高校・北海道)がベストリードマンに選ばれました。
当日は寒さの続く1日でありましたが、県内を中心に多くの出品があり、若き酪農家の熱気あふれるショウとなりました。また、県内外から多くの酪農関係者が参観に訪れ、有意義な情報交換の場となり、今後の県内酪農事業の発展に寄与するショウとなりました。
今後も酪農家の相互交流を深め、乳牛の改良・生産の一助となるよう努めて参ります。
審査の様子