JA全農長野畜産酪農課は11月16日(木)、長野県内の和牛改良・飼養管理技術等を高めあうことを目的に、「第76回長野県畜産共進会 種牛の部」を開催しました。
出品されたどの和牛も県下トップクラスの発育・改良が施されており、とてもレベルの高い共進会となりました。
各類の特別優秀賞には、1類/小山清志さん(JAみなみ信州)の「まいひめ3」号牛、2類/古原敬久さん(JA長野八ヶ岳)の「あづま」号牛、3類/古原敬久さん(JA長野八ヶ岳)の「こぼり」号牛、4類/井領稔さん(JA木曽)の「ゆず」号牛が選畜されました。この特別優秀賞の中で最も優秀である和牛に贈られる農林水産省畜産局長賞に選ばれた第2類の古原敬久さんの「あづま」号牛は、調教を含めレベルの高さが評価されました。
農林水産省畜産局長に選ばれた古原さんの「あづま」号牛
この「種牛の部」は、豚熱や新型コロナウイスル感染症の影響で約5年ぶりの開催となり、令和9年10月頃に北海道にて開催を予定している第13回全国和牛能力共進会(別名/和牛のオリンピック)へ向けた取り組みの一環ともなりました。全農長野としても和牛のオリンピックに向け、長野県が優秀な成績を収められるよう関係団体・生産者と引き続き協力し、長野県内の和牛事業の発展に尽力して参ります。
閉会式での万歳三唱