京都食肉市場(株)にて「第37回信州和牛枝肉共励会」開催

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JA全農長野は4月21日(月)、京都食肉市場(株)で「第37回信州和牛枝肉共励会」を開催しました。長野県内各地から選りすぐりの信州和牛36頭が上場され、セリ販売に先立ち行われた枝肉審査で、最優秀賞に南信酪農の中原洋さんの去勢牛が選ばれました。この入賞牛はロース芯面積108㎠、霜降り度合いを示すBMSナンバーは最高値のNo.12、枝肉重量をはじめ歩留り基準値や品質の高さなどが総合的に評価されました。

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最優秀賞に入賞した中原氏の枝肉

京都食肉市場(株)の購買者は小売店や専門店が多いため、品質の良い枝肉は需要が高く購買層も多いことから、注目の集まる最優秀賞となりました。

セリでは枝肉の評価を反映し、3,500円/㎏で落札され、京都市の京都食肉販売(株)が購買されました。

上場された36頭全頭が信州プレミアム牛肉に認定され、入賞牛5頭すべてがBMSナンバー12となりました。

また、今年度より京都市場が新たな基準で認定する「京都食肉市場特選牛」に、優良賞の1頭が初めて認定されました。新たな基準は、去勢牛ではBMSナンバー12、かつ歩留基準値82%以上という高い基準が設けられた一方、これまで29ヵ月以上と定められていた月齢が去勢牛では撤廃されました。今回、25ヵ月月齢の去勢牛が認定されたことで肥育技術の高さが認められる結果となりました。

畜産酪農課はこのような共励会をとおして、さらに「信州和牛」「信州プレミアム牛肉」および「信州アルプス牛」の認知度向上を図ると同時に、長野県内を中心に牛肉の消費拡大に向けた販売促進に取り組んでまいります。

入賞者一覧(敬称略)

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