「信州和牛」は、生産者のきめ細かな愛情と飼育管理により育てられました。
信州で黒毛和牛が飼育されるようになったのは今から60年程度昔、1955年のことでした。以来、日本古来の由緒ある血統の但馬牛を導入し技術の研鑚と改良を進め「信州和牛」を県下に広めていきました。
東西南北に広い長野県において生産地域にあった地域配合と呼ばれる飼料を主に与えることにより肉質に優れた、まろやかなおいしい牛肉に仕上げられています。
肉の美味しさは、筋肉繊維の細かさ(やわらかさ)と、脂肪質、飼育期間によって変わります。 筋肉繊維の太さは、主に牛の血統により左右されることが多く、また脂肪質については与える飼料によって大きく変わります。
私たちが与える飼料の主な原料は、「大麦・トウモロコシ・ふすま・大豆」等を主原料に、数種類を巧みにブレンドし、1頭当たり 4500~5000㎏を食べ、照りのあるまろやかや脂肪が完成されます。