タネのまき方の種類
- 2019.02.22
- 農作業のツボ
タネのまき方は、まず大きく2つに分けられます。ひとつは「直接畑にまく方法」、もうひとつは「一度ポットなどにまき、あとで移植する方法」です。
直接まく方法は、ダイコンやハクサイ、ホウレンソウなど根菜や葉茎菜に向いています。
ポットにまく方法はキュウリやトマトなど果菜類に向いています。
直接畑にまく方法には、さらに3つの種類があります。「点まき」「すじまき」「ばらまき」です。
点まきは、穴をつくってそこに数粒まく方法で、ダイコンやハクサイ、カブなどが向いています。
すじまきは、支柱や板などで筋をつくり、そこに沿ってまく方法です。この方法は、ホウレンソウやニンジン、ネギ、コマツナなどに向いています。
ばらまきは、穴や筋はつくらず、文字通りバラバラにまく方法です。シュンギクやハツカダイコンなどが向いています。
植物の生育は、苗の時期の生長が非常に重要です。健全な苗を育てられるよう、適切な方法でたねをまきましょう。