野菜をローテーションして連作障害を避けよう
- 2020.12.17
- 農作業のツボ
作付け計画では、何を、どこに、いつ、どれだけ植えるかを考えます。
作業の効率化と収量アップのために欠かせないひと手間です。
計画を立てる大きな目的の1つが、連作障害の回避です。
同じ場所で同じ科の野菜を続けて育てていると、連作障害の影響で2年目以降の収量が低下する可能性があります。
これを避けるために、畑をいくつかのブロックに分け、野菜をローテーションして栽培する輪作を行いましょう。
輪作は5~6年で1巡を目安にします。
輪作する際の野菜の選び方のポイントも紹介します。
根菜類は、植えつけや収穫時に深く畑を掘り返すので、天地返しも同時に行うことができて、土がリフレッシュされます。
また、トウモロコシのように土に残った余分な養分を吸収して、後作の作物の生育を助ける野菜もあります。
野菜ごとの特徴を輪作にうまく組み込めば、作付けの幅が広がります。