殺菌剤の治療効果・予防効果
- 2023.06.19
- 農作業のツボ
農薬の殺菌剤の効果には、治療効果と予防効果があります。
予防効果は、作物の表面に層を作り、病原菌の作物内への侵入を防ぐ効果のことを指します。
一方、治療効果は、有効成分が作物内に入り込み、作物内にいる病原菌を退治する効果のことを指します。
予防効果のある殺菌剤は、病気の発生後は効果がありません。治療効果のある殺菌剤を選びましょう。
また、治療効果も病原菌を退治し、病気の進行を止めるだけで、病気になった箇所が元通りになるわけではありません。
効果を理解したうえで、殺菌剤を使用しましょう。