だから、きれい。長野のカーネーション

長野県はカーネーションの生産量、日本一。
さまざまな品種のカーネーションが、全国に向けて出荷されます。では、長野のカーネーションはどのように栽培されているのでしょうか。

 

1. 土づくり

その年の収穫がすべて終わった11月頃から、次の年のための土作りが始まります。収穫済みのカーネーションを抜いた各ハウスの土を土壌診断に出し、その結果を確認しながら、それぞれの畑に足りない栄養や、ワラなどを混ぜ込んでいきます。

2. 苗を植える(定植)

フラワーネットと呼ばれる枠で区切り、それを目安に棒で土に穴を開けて苗を植えていきます。
植えた後は水を与えて根づかせ、その後、一度水を切ります。水を欲して根を地中深く伸ばすことで、しっかりした茎のカーネーションが育つのです。

3. 茎をピンチする(摘芯)

ある程度伸びてきたところで、下から6節目を目安に中心の茎を折ります。これを「摘芯」といいます。
摘芯すると節から新しい芽が吹いてくるので、芽を6本程度残しそれ以外の芽は取ってしまいます。

4. 芽整理(めせいり)

それぞれの茎が生長してきたら、残した芽の中から生育の早すぎるものや細いものを2本ほど間引き、4本程度を選んで残し、生長させていきます。

5. 芽かき

カーネーションは、手入れをしないと、茎の脇からどんどん芽が出てきます(脇芽)。
茎の一番上に1つだけ花をつけさせるため、脇芽は一つひとつ、すべて手で摘んでいきます。特に咲かせる花の脇にある芽はそのままにしておくと花が曲がってしまうため、慎重に取りのぞきます。

▽芽かきの動画はこちら

ここがポイント!

たくさん出てくる脇芽の中でも最後の最後に摘むのが、花の蕾のそばに出てくる芽。これを放置したり乱暴に取って茎を傷つけたりすると、まっすぐに咲くはずの蕾が曲がってしまい、品質が落ちてしまいます。

 

6. 収穫

朝、涼しいうちの5時頃から収穫は始まります。
茎の長さは70cmほど。出荷後の使い方に合わせて花の咲き具合を揃えるため、収穫時のつぼみの開き具合(切り前)をどの程度にするのか確認しながら、基準に合わせて手早く丁寧に収穫していきます。

7. 水揚げ・荷造り

収穫した花は、花持ちをよくするために薬剤を入れた水に浸けて水分を吸い上げさせる「水揚げ」を行います。カーネーションの種類によって水揚げの時間を変えます。
水揚げ後、長さを切り揃えて箱詰めしていきます。

8. 検査・出荷

箱詰めされたカーネーションは選花場に集められ、専任の検査員が検品します。
「切り前」「咲き揃い方」「虫の有無」などの項目で格付けし、低温で管理され、全国に出荷されていきます。

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