長野県が全国生産量の約1/3を占めます

「ゴールデンデリシャス」を母親、「紅玉」を父親にした交配品種。生まれは青森県ですが、長野県は早くから導入され産地化されました。8月中旬から出荷できる早生品種で、全国生産量の約1/3を占めています。 袋をかけずに充分に日光を浴びて育ったのが「サンつがる」で、甘味と果汁が一段と増しています。

長野のつがる・サンつがる 基本情報

分類
バラ科リンゴ属
主な栄養価
カリウムやリンゴペクチン、アップルポリフェノールなどが多く含まれます
平均糖度
13-14%
酸度
0.3%前後
出荷時期
8月中旬~9月下旬
出荷産地
長野県内ほぼ全域

つがる・サンつがるの豆知識

選び方

手に持った時に見かけよりも重量感があり、指で軽く叩くとカンカンと澄んだ音がするものなら、実がしまっていて新鮮です。また、大玉よりも中玉の方が味に当たりはずれがなく、日持ちもよいです。 「つがる」の場合は、お尻の部分が緑色の方がシャキッとしていておいしいです。「サンつがる」のような無袋ものは、肌が荒れてサビの出ているものもありますが、日光を良く浴びた証拠で味は一段と濃厚です。

食べ方

おろして食べるときは、陶器やプラスチックのおろし板を使うことをおすすめします。金属のおろし板では抗酸化作用を持つポリフェノールが変質してしまいます。 また、切ったりんごの表面に薄い食塩水やレモン水を付けると褐変の防止になります。

保存方法

りんごの呼吸作用を抑えるために0~10℃の低温で保存してください。ビニールの袋に入れて冷蔵庫に入れるのが一般的ですが、入りきらない場合は温度が低く、温度変化の少ない場所を選んでください。半分に切った食べかけのりんごには、切り口に濡れたキッチンペーパーやラップを貼っておくとしばらくは風味が落ちないでしょう。

果実一覧へ戻る

三ツ山マーク ながののゲンキ みらいのミカタ