果実の宝庫、長野県のそのワケは?
独特の気候と人々の努力がおいしいくだものを育てます。
栽培地の8割が標高500m以上にある長野県は内陸地特有の気温によって昼夜の寒暖差が大きく、昼に蓄えたエネルギーを夜は消耗せずに済みます。また、日照時間が全国トップクラスで、果物が太陽の光をいっぱい浴びて育つことで、ギュッと旨みを蓄えます。南北に長く山々の標高差があるおかげで、多品種の栽培が可能になっています。もちろん味を追求してやまない生産者の努力や、果物への愛情もまた、おいしさを育む秘けつです。

JAの栽培指導員と生産者の連携プレーでお届けします
各作業の工程の前に、生産者を集めて講習会を実施したり、収穫後には品評会を開いて、生産者同士での技術力向上を図っています。「丁寧にコツコツと」真面目な県民性もくだものをおいしくしています。
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JAの栽培指導員

雪深い中、房のなる箇所を想像しながら、樹形をととのえます

伸びる枝の芽を選んでいきます

6月上旬頃に咲きます。細かな粒、1輪1輪が花です
ここからが大忙し

房の形を想像しながら、不要な花を除きます

房型をととのえるため、実をまびいていきます

品質が揃うように収穫前には、色目・食味も注意しています
