ポイント
袋をかけずに、太陽の光をいっぱいに浴びた「サンふじ」
「サンふじ」は「ふじ」に袋をかけずに栽培されたもので、太陽の光をいっぱいに浴びて育つことから名づけられました。ふじよりも一段と濃厚な味わいです。
誰にも愛され続けてきたロングセラー
1962年に品種登録されて以来、日本で最も人気があり、たくさん作られている、まさに「りんごの王様」と言える品種です。果実の大きさは300g前後。多汁で甘味が強くて、蜜も入りやすく貯蔵性にも優れています。
「国光」と「デリシャス」の交配品種です。
取り扱いJA
長野県内ほぼ全域
基本情報
分類:バラ科リンゴ属
主な栄養価:カリウムやリンゴペクチン、アップルポリフェノールなどが多く含まれます
平均糖度:15-16%
酸度:0.4%前後
出荷時期:10月中旬~1月
出荷産地:長野県内ほぼ全域
豆知識
蜜が入るのはなぜ?
太陽をいっぱい浴びると葉の光合成によって果実内のソルビトールから糖が作られます。ところが、りんごが完熟すると、糖分に変換するのをやめてしまいます。これが果肉の間に貯まると、りんごの「蜜」になります。つまり、蜜がりんごに入っているりんごは、ソルビトールがこれ以上糖に変換できないくらいに、完熟しているりんごということになります。(品種によってもともと蜜が入らないものや、早い時期から蜜が入るものもあります。)
おいしいサンふじの選び方
手に持った時に見かけよりも重量感があり、指で軽く叩くとカンカンと澄んだ音がするものなら、実がしまっていて新鮮です。また、大玉よりも中玉の方が味に当たりはずれがなく、日持ちもよいです。 ミツ入り「ふじ」を選ぶ1つの方法として、お尻の部分が飴色になっているものはミツが入っている可能性が高いです。「サンふじ」のような無袋のものは、着色がくすんでいたり、肌が荒れてサビの出ているものもありますが、日光を良く浴びた証拠で味は一段と濃厚です。
おすすめの保存方法
りんごの呼吸作用を抑えるために0~10℃の低温で保存してください。ビニールの袋に入れて冷蔵庫に入れるのが一般的ですが、入りきらない場合は温度が低く、温度変化の少ない場所を選んでください。半分に切った食べかけのりんごには、切り口に濡れたキッチンペーパーやラップを貼っておくとしばらくは風味が落ちないでしょう。