GREEN RADER
農業生産管理に関わるDX化の取組み
JA全農長野は、栄養および生産振興事業に関わるDX化の取り組みを進めています。2023年3月よりプロジェクトチームを設け、関係JAや中央会との協議に基づき、全体的なシステム概要について整理しました。現在はその内容をベースに機能別の具体的な開発内容について、関係部署と連携・設計し、JAとの合意形成を進めています。この度、米穀出荷管理システムおよび情報発信システムが運用開始・稼働となりましたのでご紹介します。
米穀出荷管理システム
米穀出荷管理システムは2023年2月より運用を開始しました。現在紙ベースで行っている生産者とJA間のコメの出荷契約を、令和5年産米より生産者のスマートフォンやタブレット端末の入力に移行することで、JAの組合員サービス向上等を目指しています。まず試験的に県下2JAの一部生産者分から運用を開始し、今後他のJAへの普及を推進する予定です。生産者が端末入力した米の出荷契約情報を、(株)長野県協同電算の「JA米穀システム」に連動させる仕組みで、JA担当者の事務作業の効率化も視野に入れています。また、今後このシステムの運用により、現在はJAから生産者に紙で送付しているJA米穀システムの出荷情報を、生産者の端末に配信できるサービスの開発も検討しています。現在構想している栽培履歴や収穫乾燥状況等の栽培管理系システムとの連携検討等、更なる高度化を進め、より良いサービスをJA・生産者に向けて届けていきたいと考えています。
情報発信システム
JAに向けて一元的に情報発信を行う「情報発信システム」は2023年4月に稼働を開始します。当システムは、全農長野の各部署から発信した情報をJAで受信・管理ができ、本会およびJAが利用することにより、迅速な情報の受発信と蓄積や閲覧が可能となります。情報発信システムにより全農長野から次の情報を発信します。
- 栽培技術等の営農指導情報
- 病害虫発生予察情報や農薬登録変更等の情報
- 各品目の販売情報や価格情勢
- 各種お知らせやキャンペーン情報
- 果樹の開花情報や生育肥大情報
- 気象情報や災害対策情報等
JA担当者へ情報通知メールを配信することで、タイムリーかつ確実な情報提供および情報受信が可能です。全農長野の各部署より随時情報発信を行い、JAの要望等を踏まえながら、発信情報の検証と拡大をすすめていきます。また、多くのJA担当者に活用いただけるよう機能拡充や活用提案を行って参ります。
今後の農業振興ならびに経済事業の利用拡大にあたり、DX化は欠かせない要素です。DX化により付加価値の高いサービスを組合員・JAへ提供できるよう、引き続き開発を進めて参ります。

