だから、おいしい。長野のりんご

寒暖差が大きく降水量の少ない長野県は美味しいりんごの栽培に適していると言われています。味にこだわって作られている長野県のりんごはどのように栽培されているのでしょうか。

 

1. 苗木を植える

冬から春にかけて新しい苗木を植えます。長野県では、より美味しい品種を選び、栽培方法に合った専用の苗木(フェザー苗等)を作っています。植えてから収穫まで大事に育てていきます。

2. 花摘み(摘花)

りんごの花が一斉に咲いたところで行われるのが摘花です。真ん中に咲く中心花だけを残して、周りの花をすべて摘み取ります。この中心花が、りんごの実に育ちます。

3. 受粉(花粉つけ)

ほとんどのりんごは、異なる品種の花粉がつくことで実になります。人の手で花粉を一つひとつめしべにつけたり、花粉を運ぶマメコバチの力を借りて、花が咲いている限られた時間の中で受粉作業を行います。受粉により花摘みで残した中心花が実になっていきます。

4. 摘果(てっか)

りんごの実を大きくしたり、品質を良くするため、実がまだ小さいうちに摘果を行います。良い実を残してそれ以外のの実を摘み取ることで、選ばれた実だけに栄養を集中させ、美味しいりんごに育てていきます。実のつき具合をみながら何度か行います。

5. 草刈り・誘引・防除

夏場は、雑草が伸びるので、草を刈る作業や、枝がりんごの重さで地面につかないように、紐で吊る「誘引」の作業、水やりなどをしてりんご畑を管理します。摘果も収穫まで続き、一つの枝に成らすりんごの量を調整していきす。

6. 葉摘み・玉まわし

実の上にかかる葉を摘み、りんごに日光を当てて、色づきを促します。
葉が光合成で実に届ける養分がつくれるよう、摘み過ぎないようにします。また、着色していない部分を日の当たるほうへ回す「玉まわし」で、色ムラのない赤いりんごに仕立てていきます。

▽葉摘み・玉まわしの動画はこちら

ここがポイント!

「葉摘み」と「玉まわし」で着色していない部分にまんべんなく日光と風を当て、真っ赤に色付いたりんごは、お尻の部分があめ色になったものが適熟の印。収穫も一度にするのではなく、蜜がしっかり入っておいしく熟したものから順に収穫していきます。

 

7. 収穫

りんごの下の部分が丸くなり、青い地色が抜けて黄色(あめ色)になると熟してきた証です。
品種ごとに異なる熟度を見極めて、美味しいタイミングで収穫するよう、何度も畑に入ります。収穫は、ヘタを落とさないよう丁寧にもぎます。

8. 集荷・出荷

収穫したりんごは、色とキズの有無で仕分けして、選果場で集荷します。
選果場では、まずは、人の目で大きさや色で等級にわけます。糖度のセンサーを通して糖度チェックをし、さらに等級に分けて箱詰めして、全国へ出荷されていきます。

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