JA全農長野が製造を全面的に支援したJA佐久浅間専用肥料「もちづき有機ペレット」の販売が始まりました。これは、現在バラ堆肥で販売されている「もちづき有機」を100%使用し、ペレット(小球状)に加工した商品です。
「もちづき有機」は、佐久市望月土づくりセンターで、JA佐久浅間管内の酪農家から出る乳牛の排泄物を堆肥化したものです。2022年4月29日には、この「もちづき有機」を40%使用した指定混合肥料「のぞみちゃん」を販売し、2023年3月末現在で2,088袋(20kg入り)の実績となっています。
堆肥100%の商品を製造するために2月22日、前処理として必要な乾燥機「縦型コンポスト」と、乾燥させた堆肥をペレット状に加工する「ペレットマシン」を望月土づくりセンターに設置しました。
「もちづき有機」「もちづき有機ペレット」とも、堆肥由来のチッソ成分は3%程度の商品のため、現行の化学肥料から置き換えるには散布量は増えますが、ペレットはバラ堆肥に比較して扱いやすいため、作業性が高まります。
日本は化学肥料の原料をほご100%海外に依存していますが、消費量は世界全体の05.%と僅かで、国際相場の影響を直接受けています。
「みどりの食料システム戦略」の施行により国内資源である堆肥の活用が脚光を浴びています。JA佐久浅間では「JA佐久浅間長期ビジョン」第二次3ヵ年プラス2ヵ年計画において、新商品開発・販売が計画されており、今回の「もちづき有機ペレット」もこの一環です。また、上記戦略に基づく「基盤確立事業」にJA佐久浅間、佐久市、全農長野が共同申請し、全国初認定事業として採択されました。JAがペレットを製造し、本会が広域流通を担うという役割分担です。
全農長野では、堆肥を活用した農産物の栽培体系をJA、生産者とともに創っていきます。

販売を開始した「もちづき有機ペレット」

前処理の乾燥を行う「縦型コンポスト」

乾燥させた堆肥をペレット状に加工する「ペレットマシン」