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生産購買部 生産資材課の取組み~土壌診断システムの稼働について~

JA全農長野生産資材課では、(株)JAアグリエール長野へ委託している土壌診断事業のうち、申し込みと結果報告をシステム化した「土壌診断システム」を開発し、2024年6月より稼働しました。

土壌診断システムの導入経過

全農長野が実施している土壌診断事業では、生産者が土壌採取後、乾燥・篩(古い)掛けして専用封筒に採取土壌を詰めJAに持ち込み、JAにて持ち込まれた土と生産者の情報を基に申込書を作成し、(株)JAアグリエール長野へ送付します。(株)JAアグリエール長野では、届いた土と申込書から圃場情報を入力し、分析を行います。分析完了後、長野県独自の処方箋作成システム「Dr.大地」を用いて処方箋を作成・印刷し、各JAへ送付していました。

土壌診断事業については土壌分析の申し込みから結果の報告まで多くの日数がかかるという課題があり、以前より分析結果の早期報告の要望が上がっていました。また、紙の申込書は紛失のリスクがあるとともに、システムへの転記作業が必要なため業務上の負担となっていました。さらには、分析に時間がかかる時期は状況を確認する問い合わせも多く、JA・全農長野での確認作業にも時間を取られていました。

以上の課題解決を目的に、2023年よりシステムの開発に着手しました。2023年9月には申込の電子化と分析結果の格納を可能としたデモシステムが完成し、一部JAにおいて試験導入を開始しました。その後、試験JAとシステムの改善を行いながら本年度の稼働に至りました。

土壌診断システムの概要

土壌診断システムとは、土壌ブウ席の申し込みと結果を照会するWEBブラウザ上のシステムです。紙の申込書を電子化することで送付にかかる時間と転記等に係る人的ミスの削減を目指します。分析結果は「Dr.大地」処方箋をPDF化し、システム上に格納します。分析結果を格納することで、過去の分析結果を常に確認できるようになり、紙による管理の必要がなくなります。

また、システム上で分析終了目安日等の分析状況を簡易的に表示することで、JA・全農長野の確認作業を簡易化することができました。

今後の開発について

土壌診断システムは、システムを稼働させながら都度開発を進める「アジャイル開発」の形をとっており、2024年6月のリリース以降も不具合の解消とともに新たな機能の開発も進めています。

2024年度末には分析結果の格納だけでなく、分析結果にコメントを書き込む機能や他の圃場管理システムとの連動といった、土壌診断システムの活用が広がるような機能も検討しており、今後も業務の効率化と新たな価値の創出を進めて参ります。


「DR.大地」処方箋例
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申込画面例

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