GREEN RADER
令和 7 年度 野菜販売促進の取り組みについて
令和 7 年度の野菜の生産・出荷を振り返ると、昨年に引き続き夏場の高温・干ばつ、局所的な大雨、肥料・農薬・農業資材価格の高騰など、生産現場にとって厳しい環境でした。このような中で、生産者・JA関係者・流通関係すべての皆様の尽力と協力により、多くの商品を中京地区に出荷することができました。
一方、新型コロナウイルスが 5 類に引き下げられて 2 年が経過し、多くの業界でコロナ前のような活発な経済活動が行われています。青果物の販売に大きく関係するスーパーマーケットでは、試食宣伝の回数が増え、消費者に向けて青果物のおいしさや産地の魅力を訴求できる環境が戻ってきています。
こうした状況の中、名古屋販売事務所は「旬を感じられる売り場づくりと、継続した購入につながる試食宣伝」「メディア・SNSを通じてのPR活動」に力を入れて取り組んでまいりました。本年度の野菜の販売促進について報告します。
■旬を感じられる売り場づくりと、継続した購入につながる試食宣伝
本県産野菜の出荷が充実してくる 4 月以降、5 月はアスパラガス、6 月以降はレタス類をはじめセルリー、ズッキーニ、キュウリ、ピーマンといった夏野菜など、品目ごとの出荷最盛期に合わせて量販店での販促活動を実施しました。量販店ではポスターやPOPなどの宣伝資材を活用した売り場づくりによる長野県産野菜のPRや、試食販売員を入れた試食宣伝により、旬の野菜を多くの方に味わっていただけるよう取り組んでまいりました。実際に食べていただくことの効果は大きく、販売数の増加はもちろん「長野県産の野菜は新鮮でおいしい」「初めて食べる調理法でおいしかった。家でも作って食べます」という声を多くいただき、PRと消費拡大につなげることができました。
10 月以降はハクサイ・白ネギなどの単品はもちろん、きのこや果実と合わせた長野県産品の売り場づくりを行い、品質の高さやおいしさを訴求しました。



出荷最盛期に合わせた売り場づくり
試食宣伝では、調味料メーカーとのタイアップメニューの提供にも取り組みました。味の素㈱のオイスターソースを使った「瞬間消滅レタス」を筆頭に、モランボン㈱のチョレギのたれを使用したサラダや、キムチの素を使用した豚キムチなどを提案・提供しました。調味料と同時に購入することにより販売点数が伸びる傾向にあり、消費拡大の大きな後押しとなっています。


ハクサイ×モランボン「キムチの素」豚キムチ
JAから産地応援をいただいた試食宣伝会も積極的に実施しました。
7 月にJAながの、8 月にJA佐久浅間、9 月にJA松本ハイランドの皆様にお越しいただき、店頭で販売応援を行っていただきました。お客様に直接、産地や野菜のPRをすることで産地を知っていただき親しみを持っていただく機会にもなり購入につながります。



JAから産地応援をいただいた試食宣伝会(JAながの、JA佐久浅間、JA松本ハイランド)
■メディア・SNSを通じてのPR活動
昨年度に引き続き、産地PRとしてラジオ・SNSでの発信にも取り組みました。
6 月 27 日に名古屋市の中日ビルで「 7 月 2 日 夏の長野県産レタスの日」のアピールと、出荷最盛期を迎える長野県産夏野菜の中部圏の消費者へのPRを目的に、「長野県夏の高原野菜フェア」を開催しました。開催前日に地元ラジオ局ZIP‐FMの番組に出演し、フェアの案内と長野県産高原野菜の紹介、「夏の長野県産レタスの日」のPRを行いました。イベントには南佐久野菜協議会の皆さんにもお越しいただき、高橋石也副会長(JA川上そ菜販売組合長)より挨拶と産地PRをいただきました。南佐久野菜協議会の皆様とレタスをはじめとする長野県産農産物の販売・試食提供やレシピ・ノベルティを配布し、多くのお客様で賑わいました。


中日ビルで開催した「長野県夏の高原野菜フェア」
前日の 7 月 1 日にはセントライ青果㈱にご協力いただき、名古屋市中央卸売場北部市場で、市場関係者にレタスの試食宣伝会を実施し、品質の高さとおいしさを訴求することができました。この様子をセントライ青果のSNSで発信していただき、より多くの方に「夏の長野県産レタスの日」をPRすることができました。


北部市場での「夏の長野県レタスの日」PR

ご協力いただいたセントライ青果のSNS
全農長野名古屋販売事務所は、引き続き市場関係者、実需者の皆様に向けて様々な方法で長野県産物をPRし、中部圏での認知向上、消費拡大に取り組んでまいります。