GREEN RADER
令和 7 年度 花き消費宣伝事業について
花きの市場相場はコロナ禍以降、数量減少とともなう単価高で推移していましたが、現在、高値による購買力の低下が起きています。JA全農長野東京販売事務所ではこのような状況を考慮し、仲卸売業者へのPRを継続させながら、消費者への需要喚起策として新たに生花専門店以外の場所でのPRおよび花育事業にも注力してまいりました。
■大型ホームセンターで「長野県産カーネーションフェア」を初開催
6 月下旬に関東地方を中心に大型店舗を展開するホームセンターで、JA信州諏訪・JA佐久浅間・JA松本ハイランドの長野県産カーネーションフェアを初めて開催しました。カーネーションは輸入比率の高い品目ですが、長野県産の品質抜群な旬のカーネーションの良さを伝えるべく、単色3本束をフェア価格で販売しました。発色の良さなどが好評で、多くのお客様で賑わいました。

単色3本を束にして品質の良さをアピール
■果実専門店で花きPR
10 月上旬、長野県アンテナショップ「銀座NAGANO」協力のもと、都内の果実専門店で、コラボ企画を実施しました。第1弾では、長野県産ブドウを使用したケーキを購入したお客様にスタンダードカーネーションを、第 2 弾では長野県産クイーンルージュ®を購入したお客様にトルコギキョウとダリアを、先着順でプレゼントしました。いずれの品種も長野県が生産量 1 位を誇る花きで、それぞれの花の特徴や魅力を伝えるレコメンドカードをあわせて配布し、果物だけでなく花きにも興味を持っていただき「お花がある暮らし」のきっかけを作ることができました。


果実専門店で該当商品を購入したお客様に花きをプレゼント
■都内の食品スーパーで「秋の信州花きフェア」を実施
10 月と 11 月に、都市型スーパーで「秋の花きフェア」を実施しました。
第 1 弾は㈱フラワーオークションジャパンの協力のもと、JA上伊那・JAみなみ信州の主力品目に加え、JAながのみゆきブロックの枝物を加えたことで季節感が出たフェアとなり、お客様からも好評でした。店舗によっては「 3 本でお得なおまとめ買い!」という販売方法や、枝物をリースに加工したりと工夫していただき、売り場が賑わいました。
第 2 弾では、㈱世田谷花きの協力のもと、静岡県との合同フェアを初めて実施しました。長野県と静岡県をつなぐ川にちなみ「天竜川フェア」と称し、静岡県のバラやガーベラなどと合わせて売り場を作り、両県の商材のミックス束なども販売しながらPRしました。興味を持って足を止めるお客様も多く見受けられたため、今後もお客様が思わず立ち止まって目を留めてしまう企画を立案・実施してまいります。

主力品目に枝物を加えて季節感を演出

静岡県と合同で「天竜川フェア」
■アルストロメリアの産地JA合同フェア
11 月下旬、関東近郊のフラワーショップで、本年度 1 回目のJA上伊那・JA信州諏訪・JA松本ハイランド・JA佐久浅間の4JA合同アルストロメリアフェアを実施しました。今回は全体的に薄めの色に人気が集まり、天候に恵まれない中で完売する品種も多くありました。毎年フェアに来てくださるお客様だけでなく新規のお客様の購入も大変多く、「長野オリンピックのビクトリーブーケに使われたお花です」とPRすると、さらに興味を持っていただけました。このフェアは 2026 年 4 月までに合計5回の実施を予定しており、一人でも多くのお客様に興味を持っていただけるよう取り組んでまいります。

完売する品種もあった 4 JA合同フェア
消費宣伝活動を通じて、高品質な長野県産花きの需要が大きいことを改めて実感しました。求められる品目と、期待される量の生産販売ができるように、今後も長野県一丸となって産地の皆様と共に取り組んでまいります。