JA全農長野畜産酪農課は、長野県が出展したNatural Products EXPO WEST 2026に長野県企業の8店舗のうち1店舗として、現地で販売を行う「ORiGO DREAMS」(京都:フレイバー・プラザ現地法人)と共に、「信州プレミアム牛肉」のPR・販売促進活動を実施しました。
今回は、世界最大級の展示会への出展と、現地小売り店舗での販売フェアを通じて、米国市場での可能性を探りました。
■期 間:令和8年3月3日(火)~3月8日(日)
■訪問先:カリフォルニア州アナハイム(アナハイム・コンベンションセンター)
カリフォルニア州アーバイン(Mitsuwaアーバイン店)
1.Natural Products EXPO 2026への出展
この展示会は、45回目を迎える世界最大級のナチュラル・プロダクト展示会で、110以上の国と地域から約3,200社が出展し、約6万人の来場者を集めました。食品を中心に幅広い分野が紹介され、国際的なビジネス交流の場となっています。
3月4日(水)から6日(金)までの3日間、販売を伴わないPR展示として、信州プレミアム牛肉の魅力を紹介し、試食提供を行いました。信州プレミアム牛肉は、ロサンゼルスに拠点を置くORiGO DREAMSを販売窓口とし、同社スタッフおよび日本側関係者の計5名体制で、試食や商談に対応しました。来場したバイヤーや飲食関係者からは、肉質や味わいに高い評価が寄せられました。

信州プレミアム牛肉の試食を受け取るバイヤー
2.Mitsuwaアーバイン店「信州プレミアム牛肉フェア」視察
ORiGO DREAMSが取引を行う日経スーパーマーケットMitsuwa(ミツワ)アーバイン店において、3月5日(木)から4日間「信州プレミアム牛肉フェア」が開催されました。現地では、実際の販売状況や消費者の反応を確認するとともに、店舗関係者と意見交換を実施。米国消費者の購買行動や価格帯への理解を深め、今後の販売拡大に向けた課題と可能性を把握する機会となりました。

信州プレミアム牛肉の売場
3.現地で得られた知見と今後の展望
今回、初めて海外の大規模展示会に参加し、日本と米国における牛肉の食文化の違いを改めて実感しました。
日本では薄切り肉を使った焼肉やすき焼き、しゃぶしゃぶが主流ですが、米国ではステーキ文化が中心で、特にロイン系の部位が好まれる傾向があります。
一方で、日本式の食べ方への関心も徐々に高まっており、部位や調理方法を工夫することで、新たな需要開拓の可能性も感じられました。
また、米国では「A5WAGYU」「JapanWAGYU」など多様な和牛ブランドが流通していますが、日本産和牛の高い品質は広く認知されています。
信州プレミアム牛肉についても、その確かな品質と背景を丁寧に伝え、"味で選ばれるブランド"として継続的にPRしていくことの重要性を改めて認識しました。
展示会およびフェアを通じ、現地のバイヤーや飲食関係者に直接体験いただいたことで、今後の輸出拡大に向けた手応えを得ることができました。
4.今後の取り組み
今後は、フレイバー・プラザおよびORiGO DREAMSと連携し、米国市場における信州プレミアム牛肉の認知度向上と需要拡大に、引き続き取り組んでまいります。
また、秋にはニューヨークで「全国知事会Japan Food EXPO」の開催が予定されており、今回の経験を生かしたPR強化を進めます。
併せて、長野県営業局が推進するカナダ向け輸出についても、新たな販路開拓の可能性を検討してまいります。