
味にクセがなく、アワビのような食感
もともと日本には自生しておらず、地中海沿岸から中央アジアの山地や草原地帯に分布し、ヨーロッパでは古くから食用として親しまれているきのこ。国内における栽培の歴史は浅いが、今ではすっかりおなじみに。味にクセがなく、肉質が緻密でアワビのような食感が特長。炒め物、パスタ、スープ、カレー、から揚げ等々、食べ方は色々。 エリンギは他のきのこにくらべてカリウム、食物繊維およびトレハロースを多く含みます。低カロリーで食物繊維が豊富なことからダイエットや便秘改善に効果があると言われています。
長野のエリンギ 基本情報
- 主な栄養価
- ビタミンB1、B2、D、カリウム、トレハロース、食物繊維
- 出荷時期
- 周年
- 出荷量
- 年間約4,200t
- 出荷産地
- 北信・東信・南信地区
エリンギの豆知識
選び方
茎(柄)が白くてかたく、傘がしなびていないものを選びます。 鮮度が低下してくると、茎(柄)がやわらかくなり、傘がしなびてきます。
食べ方
根元に栽培に使用する培地が付いているものは切り落としてから使用します。 農薬は一切使用しておりませんが、培地の一部がきのこに付着していることがありますので、軽く水洗いするかよく取り除いてから加熱調理します。 歯触りの良さを残すため、加熱のしすぎに注意します。 包丁で切る以外に手で裂くこともできます。 傘や柄に白い綿状のものが付着していることがありますが、これは「気中菌糸(きちゅうきんし)」と言い、カビではなく、きのこ自身からきのこの菌糸が成長したものですので、そのまま加熱調理してお召し上がりいただけます。また、傘のヒダやトレーの底に見られる白い粉はエリンギの胞子ですので品質に問題はありません。
保存方法
冷蔵庫で保存して下さい。残った場合はラップフィルム等で密封後、冷蔵庫で保存し、できるだけお早めに加熱調理してお召し上がり下さい。 空気に触れると、気中菌糸が発生しやすくなります。