長野県で生まれ育った最良の豚肉
「信州ポーク」は長野県の恵まれた気候風土で育てられ、JAグループを通して出荷販売された豚の総称です。県内各地でさまざまな銘柄豚が育てられています。
厳格な品質管理のもと、生産から処理・加工・販売まで一貫した供給体制で「安全・安心」とおいしさを、食卓へお届けしています。
長野県は豚肉好きの県として知られてます。豚肉の1世帯当たりの消費量は約24.3kgで、全国4位です(総務省2024年、県庁所在地の家計調査)。
長野県で生産された豚肉のうち約46%は信州ポークで、ほぼ県内で消費されています。
信州ポークの銘柄
信州SPF豚(信州Aポーク)
SPFとは、Specific(特定の)Pathogen(病原体)Free(無い)の略で、あらかじめ指定された病原体を持っていないという意味です。 日本SPF豚協会に認定されたブランド(生産者)のみが、「SPF」を名乗ることができます。
特徴①:獣臭がない豚肉です
健康にすくすく育った豚肉だから獣臭がほとんどありません。
特徴②:適度な脂が入ってジューシーで柔らかです
SPF豚肉の筋繊維間に含まれる筋肉内脂肪量は多く、筋繊維自体も細い傾向にあるため、肉のキメが細かく加熱しても柔らかです。冷めても固くならず、おいしく食べられます。
特徴③:脂肪は白くあっさりしています
子どもからお年寄りまで、だれにでも食べやすいおいしさです。
おいしさ際立つ長野県A・コープの「信州Aポーク」
信州SPF豚の、長野県A・コープオリジナルブランドが「信州Aポーク」です。安全安心な地元食材を優先する長野県A・コープでお求めください。
北信州みゆきポーク
飯山でしか生産されない「幻の豚」。しっかりとした身の締まりと、脂肪の質の良さが特徴。
信州米豚
肥育期に飼料米(玄米)を細かく粉砕して与えることで、豚肉のオレイン酸値が高く、さっぱりとした後味と豊かな旨味が特徴。
蓼科麦豚
自然豊かで水も豊富な佐久浅間の地でのびのびと育った豚は、通常よりも多くの穀物を与えられ、締まりの良い赤身ときめ細かくさっぱりとした脂肪が特徴。
純味豚
指定農場での生産体系を統一することで、安定した品質を誇り、赤身と脂身のバランスが整った肉質が特徴。「生産者の顔の見える豚肉」のコンセプトのもと、生産者と消費者をつなぐ流通スタイルも魅力の一つ。
信州吟醸豚
冷涼な気候と清らかな水がある白馬でストレスなく育ち、餌に吟醸酒の酒粕を使用していることで、ヘルシーでありながらコクと旨味も兼ね備えた味わいが特徴。
小谷野豚
広々とした野外で育つことで、筋肉質で肉質に締りがあり、しっかりとした旨味が特徴。生産量が少なく希少。
駒ケ岳山麓豚
豚の成長ステージに合わせて設計された配合飼料を与えており、癖のない甘い脂が特徴。
信州黒豚
バークシャー種(黒豚)を純粋繁殖しており、甘い脂身と柔らかな肉質が特徴。
長野県年間生産量・購入消費量
- 長野市二人以上世帯の年間豚肉消費量 ... 約23.8㎏/世帯(県内総世帯数約866,000)
- 長野県内の豚肉生産量 ... 約9,300トン(約11.7万頭分)
- 信州ポークは4,300トン(約5.5万頭分)が生産されています。しかし、残念ながら県内自給が完結できていません。残りは県外産品もしくは輸入品と推測されます。
※R7調査:農林水産省「畜産物流通統計」、総務省「家計調査」
信州ポークブランドの生産地
| JAながの | 1,621頭 |
|---|---|
| JA信州うえだ | 462頭 |
| JA佐久浅間 | 5,614頭 |
| JA長野八ヶ岳 | 2,403頭 |
| JA大北 | 10,245頭 |
| JAあづみ | 3,972頭 |
| JA松本ハイランド | 3,617頭 |
| JA木曽 | 3,657頭 |
| JA信州諏訪 | 1,567頭 |
| JA上伊那 | 7,288頭 |
| JAみなみ信州 | 14,425頭 |
信州ポークの育成と飼料
| 生後日数 | おおよその体重 | 状態と飼料 | 飼料の主な材料 |
|---|---|---|---|
| 誕生(0日) | 1.4kg | 1回の出産で10~12頭が生まれます。お母さんのおっぱいも同じく12~14個あり、子豚は自分専用のおっぱいを決め、母乳で育ちます。お母さんは1日に20~25回も母乳を出します。 | 母乳 |
| 23日 | 6kg | 豚の骨格が作られる時期です。このころから粉の飼料を食べるようになります。子豚は甘いにおいが大好きですから、この飼料もとても甘いにおいがします。生後3~4週間でお母さんと別れます。 | 脱脂粉乳、小麦粉、パン粉、ブドウ糖 |
| 30日 | 8kg | 脱脂粉乳主体から、段々と、とうもろこしなどの穀物主体に変わっていきます。豚は食べる・寝る・トイレの場所を区別して生活します(きれい好き)。 | 脱脂粉乳、ホエー(乳清)、とうもろこし、小麦粉、大豆油粕 |
| 40日 | 12kg | 成長しながら、飼料を切り替えていきます。子豚が順調に大きくなれるようにとても気を使う時期です。 | とうもろこし、大豆油粕、采種油粕、乾燥ホエー(乳清) |
| 70日 | 30kg | 穀物が主体になっています。材料は小さく砕いて混ぜて与えます。体重30キロまではデリケートで、きめ細かい管理が必要です。 | とうもろこし、大麦、マイロ(こうりゃん)、大豆油粕、菜種油粕 |
| 120日 | 70kg | 穀物の比率がさらに上がります。お肉の脂肪の質を良くします。飼料はいつでも食べることができますが、新鮮な水がないと飼料を食べることができません。 | とうもろこし、大麦、マイロ(こうりゃん)、キャッサバ(タロイモ)、大豆油粕菜種油粕 |
| 180日 | 115kg | 出荷になります。食肉センターなどで処理加工され、お肉として店頭に並びます。 |
豚肉の部位ごとの特徴
豚肉の部位は農林水産省が定めた「食肉小売品質基準」によって、7部位に統一されて表示することになっています。
※出典 財団法人日本食肉消費総合センター公式サイト
かた
肉のきめはやや粗くかためで、肉色は他の部位に比べてやや濃いめです。
脂肪が多少あるため、薄切りや角切りにして長時間煮込むとよい味が出ます。シチューやポークビーンズなどに。かたロース
赤身の中に脂肪が粗い網状に混ざり、きめはやや粗くかためですが、コクのある濃厚な味。
カレーや焼き豚、しょうが焼きなどに。赤身と脂肪の境にある筋を切ってから調理します。ロース
きめが細かく、適度に脂肪がのった、ヒレと並ぶ最上の部位。
外縁の脂肪にうま味があるのであまり脂肪を取りすぎないように。とんカツやすき焼き、ローストポークや焼き豚にも。ヒレ
豚肉の中で最もきめが細かく、やわらかい最上の部位。脂肪は少なくビタミンB1を多く含み、低エネルギー。コクに欠けるので、とんカツやステーキなど油を使った料理向きです。加熱しすぎるとパサつくので注意。
ばら
濃厚な味の部位で、赤身と脂肪が交互に3層くらいになっています。骨つきのものはスペアリブと呼ばれ、骨周辺の肉は特によい味です。角切りにしてシチューや角煮などに。
もも
ヒレに次いでビタミンB1が多く、脂肪が少なくきめが細かい部位です。
ローストポークやステーキ、焼き豚など肉そのものの味を楽しむ料理に。この部分をハムにしたのがボンレスハムです。そともも
お尻に近い部位で、牛肉でいう「らんぷ」と「そともも」の2つの部位にあたります。
ほとんどの豚肉料理に向きますが、肉色の濃いめの部分はきめが粗いので薄切りにしたり、煮込みに利用するとよいでしょう。